おうちで身につける“自然な英語習慣”:幼児期から始める親子のコミュニケーション術

子どもに英語を学ばせたいと思っていても、いざ始めようとすると「どんな教材が必要だろう?」「長い学習時間を確保しないといけない?」と構えてしまう方が多いようです。実は、幼児にとって英語を身につける近道は、“勉強”というより“日常のやりとり”のなかに英語を溶け込ませること。遊びや会話の中で英語を耳にすると、子どもは驚くほど抵抗なく受け入れ、口に出したいという気持ちが湧いてくるものです。今回は、大田原市・矢板市・さくら市の保護者の皆さまが簡単に取り入れられる「おうち英会話」のヒントをご紹介します。
まずは朝の時間帯に英語を混ぜてみましょう。起き抜けのあいさつを「おはよう」のままではなく、「Morning!」や「Rise and shine!」に変えるだけでも、新鮮な響きが子どもの耳に届きます。顔を洗うときに「Shall we freshen up?(さっぱりしようか?)」など、短いフレーズを添えてみるのも効果的。やさしく声かけするだけで、子どもは「これが英語なんだ!」と意識し始めます。
また、食事の時間は会話をしやすいチャンス。食材を指さしながら「It’s crunchy!(カリカリしてるよ)」や「It looks tasty!(おいしそうだね)」と一言英語を加えるだけで、子どもが「あ、英語が出てきた!」と気付きます。もしお子さんが「これ好き!」と日本語で返してもOK。その反応に対して「You like it, huh?(好きなんだね)」と返すことで、自然なやり取りが生まれます。
歯磨きやお片づけといった習慣にも英語は取り入れやすいです。歯ブラシを手渡すときに「Time to brush!(歯磨きの時間だよ)」と声をかけたり、おもちゃの片づけを始める前に「Let’s tidy up together!(一緒に片づけよう)」と言ってみたり。こうした行動と英語がセットになると、子どもは「英語=特別なもの」ではなく「当たり前のやりとり」と感じやすくなります。
遊びの時間に英語が加わると、“英語=楽しい”というイメージがさらに強まるでしょう。ブロック遊びなら「Can we stack these higher?(もっと高く積めるかな?)」と問いかけたり、ぬいぐるみのお世話をするときに「Shall we feed the teddy bear?(テディベアにごはんをあげようか?)」と言ってみたり。親が少し楽しそうに英語を使うだけで、子どもは「自分も言ってみたい!」と感じるはずです。
一日の終わりには寝る前のやりとりに英語を取り入れるのもおすすめ。「What made you happy today?(今日は何が一番うれしかった?)」と聞いてみたり、「Time for bed, sweet dreams!(寝る時間だよ、いい夢をね)」とささやいてみたりするだけで、子どもは英語を“安心できる声”として受け止めやすくなります。英語の絵本を短い時間だけでも読み聞かせすれば、聞き慣れない単語が逆に「なんだろう?」と興味をくすぐり、語彙の定着に役立ちます。
こうした家庭内での小さな英語の積み重ねが「もっと話したい」「スクールでもっと学んでみたい」という意欲を育てるきっかけになります。大田原市、矢板市、さくら市にあるジョイトークの英会話スクールでは、幼児が自然な形で英語を楽しめるレッスンを多数用意しており、ご家庭で育んだ英語への好奇心をさらに広げることが可能です。親子で無理なく楽しく英語に触れ続けることで、お子さんの未来の選択肢がきっと大きく広がりますよ。